ガラス工芸の豆知識
ガラスの色の付け方
|
さて!ガラスに色をつける方法を皆さんはご存知ですか?
答えは簡単です!ガラスに色をつけるには、色の付いたガラスを
用意します。そして、色ガラスには大きく分けて3種類に分類され
ます。
@色つぼのガラス(溶解炉で溶かしているガラス)
Aパウダー(色ガラスを粉砕して粉にしたもの)
Bシモフリ(同じく砕いて2〜3mmの粒にしたもの)
というような感じです。ではその3種類のメリット・デメリットを
ご紹介しましょう。
|
色つぼの
ガラス |
利点:色そのものが付いたガラスなので、色むら
等が無く透明感があり非常にきれいな
仕上がりになります。 |
欠点:粋工房(すいこうぼう)では色ガラスを
溶解する坪が4つしかないので日に最大
4色までしか使用することが出来ません。
しかも溶解にも時間がかかり(色によって
溶解時間が違う。4〜10時間)すぐに
色変えが出来ない。 |
| パウダー |
利点:パウダーは色の種類が多く、いつでも
使用できます。 |
欠点:色味を均一にできない(ムラになる)のと
透明感に欠けるところです。 |
| シモフリ |
利点;基本的にはパウダーと同じですが、パウダー
よりも使いやすく透明感があります。 |
欠点:作品に少し加色として使う分には使い勝手が
よいのですが、使いすぎると作品が安っぽく
なりかえって作品が駄目になる場合が
あります。 |
上記色ガラスの項目に書いてあるように色ガラスを溶解するのには
時間がかかります。
しかも色ガラスだけではなくスキ(透明のガラス)も溶解するのに
約10時間かかります。ではいつ色ガラスとスキ(透明のガラス)を
溶解しているのでしょうか?
答えは・・・・・夜行っています。
粋工房では朝の8時から製作が始まり17時に終わります。
それから、次の日の製作使う色ガラスを溶解していきます。
(スキはどの商品にも使われていますので、必ず溶解されています。
毎日職人が工房に泊まりこみ色ガラスとスキ(透明のガラス)を坪の
中に投入していきます。
次の日製作する物によって変わってくるのですが、夜は20時ぐらい
までに色ガラスとスキ(透明のガラス)を坪に投入し熱を逃がさない
ように坪に蓋をします。そして朝の4時に蓋を開け溶解された
ガラスがちゃんとその日に使えるように準備を始めます。
こうして、毎日商品が出来上がっていきます。
|